- 北海道はJAL・ANAどちらの特典航空券でも新千歳・函館・旭川・釧路など複数空港が使え、目的地に合わせてルートを組みやすいのが強み
- グルメは札幌の海鮮・スープカレーだけでなく、函館の朝市、富良野のチーズ・メロン、道東の乳製品まで地域ごとに個性が際立つ
- 絶景は小樽運河や富良野・美瑛の丘、層雲峡など季節で表情が変わるため、旅行時期に合わせてスポットを選ぶのがコツ





北海道は国内旅行の中でも「グルメ」と「絶景」の両方を高いレベルで楽しめる数少ないエリアです。本州から見ると距離があるぶん航空券代がかさみがちですが、マイルを使った特典航空券なら往復の交通費を大きく抑えられるため、その分を宿泊やグルメ体験に振り向けやすくなります。この記事では、マイルで北海道に行く際の航空券の考え方と、押さえておきたいグルメ・絶景スポットをエリアごとに紹介します。北海道は道内だけでも東京から沖縄までの距離に匹敵する広さがあるため、どの空港を起点にするかで旅程の効率が大きく変わる点も意識しておきたいポイントです。
北海道への特典航空券はどの空港を狙うべきか
北海道には新千歳空港(札幌圏)のほか、函館空港、旭川空港、釧路空港、帯広空港、女満別空港など道内各地に空港が点在しています。JALマイル・ANAマイルの特典航空券は、どちらも新千歳空港発着の設定便数が最も多く、必要マイル数も比較的少なめに設定される傾向があります。一方で、函館や道東エリアを目的地にする場合は、函館空港や釧路空港・女満別空港着の便を直接狙うことで、札幌からの長距離移動(釧路までは特急でも約4時間かかる)を省略できます。
特典航空券の座席には枚数制限があるため、連休や夏休み・年末年始などの繁忙期は早めの予約開放日(搭乗の330日前や355日前など、時期は各社の規定による)に予約を試みるのが基本です。一般的な傾向として、ゴールデンウィークや8月のお盆期間、雪まつりが開催される2月上旬は北海道行きの特典枠が埋まりやすいとされています。日程に3日〜1週間程度の幅を持たせて検索すると、平日にずらすだけで座席が見つかるケースも少なくありません。
また、往路は新千歳空港着・復路は函館空港発というように、異なる空港を発着地にする「オープンジョー」の経路が組めるかどうかは提携航空会社や運賃規則によって異なります。オープンジョーが利用できれば、道内を新千歳→富良野→旭川→層雲峡→函館のように一方向に周遊し、来た道を戻らずに済むため移動時間を大幅に節約できます。使えるかどうかは公式サイトの検索結果やコールセンターで事前に確認しておきましょう。国内線の特典航空券は国際線に比べて必要マイル数が少なく設定されていることが多いため、家族旅行など複数人分をまとめて交換する際の負担も比較的軽く済みやすい点も北海道旅行との相性の良さにつながっています。
札幌・小樽エリアのグルメと定番スポット
札幌は北海道旅行の玄関口であり、グルメの選択肢が最も豊富なエリアです。スープカレーや味噌ラーメン、ジンギスカンといったご当地グルメに加え、二条市場や場外市場では新鮮な海鮮丼やウニ・イクラを味わえます。夜は「サッポロビール博物館(Sapporo Beer Museum)」で北海道のビール文化の歴史に触れながら、館内のレストランでジンギスカンと生ビールを合わせて楽しむのも定番の過ごし方です。博物館自体の見学は無料のエリアもあり、時間が限られている旅程でも立ち寄りやすいのが利点です。
札幌市内の移動は地下鉄・市電が発達しているため、レンタカーなしでも主要スポットを回りやすいのも特徴です。大通公園や時計台、北海道庁旧本庁舎(赤レンガ)といった定番観光地も徒歩圏内にまとまっており、半日程度でひと通り回ることができます。
札幌から電車で30分ほどの小樽まで足を延ばせば、「小樽運河(Otaru Canal)」の散策が楽しめます。倉庫群を利用したレトロな街並みは日中と夜でまったく異なる表情を見せ、特に夕方から夜にかけてガス灯が灯る時間帯は写真映えするスポットとして人気です。小樽は寿司店の激戦区としても知られ、新鮮なネタを手頃な価格で楽しめる店が多く集まっているほか、大正硝子館などのガラス工芸品店やオルゴール堂も並び、食べ歩きと街歩きの両方を楽しめるエリアです。
宿泊先を選ぶ際は、ホテル上級会員のステータスを持っていると札幌市内のホテルでアップグレードや朝食無料特典を受けられる場合があります。繁忙期は北海道内のホテル料金が上がりやすいため、上級会員特典を活用できるかどうかは滞在の満足度に直結します。特に雪まつり期間中の札幌中心部は例年宿泊料金が高騰しやすいとされており、早めの予約と上級会員特典の組み合わせが有効です。
富良野・美瑛の絶景と季節ごとの楽しみ方
富良野・美瑛エリアは、なだらかな丘陵地帯に広がる花畑やパッチワークのような畑の風景が魅力です。「ファーム富田(Furano Farm Tomita)」は7月を中心にラベンダー畑が見頃を迎え、紫の絨毯のような景色が広がります。園内にはラベンダー畑を見渡せる展望台や、ラベンダーソフトクリーム・メロンソフトなど農園ならではのグルメを提供する売店もあり、家族連れでも1〜2時間程度ゆったり過ごせます。
富良野はメロンの産地としても知られ、夏場は糖度の高い富良野メロンを使ったパフェやスイーツを提供する店が多く並びます。市内には「へそ祭り」など夏に開催されるイベントもあり、農園観光と合わせて立ち寄る旅行者も多いエリアです。美瑛エリアには「青い池」など青みがかった水面が特徴的なスポットもあり、季節や天候、日照によって水の色が変化するため、訪れるタイミングで違った印象を受けられます。美瑛の丘陵地帯には「ケンとメリーの木」や「セブンスターの木」といった一本木の風景も点在しており、レンタカーで周遊しながら好きな場所で写真を撮る楽しみ方も人気です。
冬は一転して一面の雪景色となり、丘の風景がまったく異なる姿を見せます。夏は花畑、冬は雪原と、同じエリアでも訪問時期によって楽しみ方が大きく変わるのが富良野・美瑛エリアの特徴です。旅行時期を決める際は、目的の景色に合わせてシーズンを選ぶとよいでしょう。なお、ラベンダーの見頃は例年7月上旬から中旬がピークとされていますが、年によって前後するため、訪問前に開花状況を公式サイトなどで確認しておくと安心です。
層雲峡・道東エリアの自然とグルメ
道央から少し足を延ばすと、大雪山系の渓谷美が楽しめる「層雲峡(Sounkyo Gorge)」があります。柱状節理と呼ばれる特徴的な岩壁や滝が連なる渓谷で、秋は紅葉、冬は氷瀑まつりが開催されるなど四季を通じて異なる魅力があります。特に9月下旬から10月にかけての紅葉シーズンは、渓谷全体が赤や黄色に染まり、多くの観光客が訪れる時期です。層雲峡周辺には温泉街もあり、渓谷観光と組み合わせて温泉でゆっくり過ごす旅程も人気です。
道東エリアは酪農が盛んで、新鮮な牛乳を使ったソフトクリームやチーズ、ヨーグルトなど乳製品のグルメが充実しています。釧路湿原の雄大な自然や、知床の世界自然遺産エリアなど、道東ならではの手つかずの自然を楽しめるのも魅力です。釧路市内では炉端焼き発祥の地として知られる炉端焼き店も多く、地元で水揚げされたサンマやホッケなどを炭火で味わうことができます。
道東は空港からの移動距離が長くなりがちなため、釧路空港や女満別空港への直行便がある場合はうまく活用すると移動の負担を減らせます。例えば新千歳空港から釧路までは特急列車で約4時間かかりますが、釧路空港への直行便を利用すれば移動時間を大幅に短縮できます。道東エリアを周遊する場合は、公共交通機関の本数が限られているため、レンタカーを事前に予約しておくと現地での移動がスムーズになります。
函館エリアの朝市とグルメ
函館は道南を代表する観光地で、朝早くから活気にあふれる「函館朝市(Hakodate Morning Market)」が有名です。イカ釣り体験や新鮮な海鮮丼、函館名物の塩ラーメンなど、朝から北海道グルメを満喫できるスポットとして人気を集めています。市場内には食べ歩きできる海鮮串や、その場で釣ったイカを刺身にしてくれる店もあり、朝の時間帯から観光客で賑わいます。夜は函館山からの夜景も定番の観光コースで、港町ならではの景観と海の幸を同時に楽しめるのが函館エリアの魅力です。
函館は本州からのアクセスも良く、北海道新幹線での移動と組み合わせる旅行者も多いエリアです。飛行機とのハイブリッドで旅程を組む場合は、片道は特典航空券、もう片道は新幹線というように移動手段を分けるプランも検討の余地があります。函館市内には元町エリアの教会群や五稜郭タワーなど歴史的な観光スポットも多く、朝市観光と合わせて半日〜1日かけて巡るのがおすすめです。
北海道旅行のホテル・アクティビティ予約のタイミング
北海道は広域移動が前提になる旅行先のため、宿泊先やレンタカー、人気施設の入場予約は早めに済ませておくとスムーズです。特にラベンダーが見頃を迎える7月や、雪まつりが開催される2月上旬は道内全域でホテルの空室が埋まりやすくなる時期とされています。レンタカーについても、繁忙期は希望する車種やクラスが直前では予約できなくなることがあるため、旅程が固まった時点で仮予約をしておくと安心です。特典航空券の予約が取れた時点で、宿泊やレンタカーの手配も並行して進めておくと、直前になって希望の宿が取れないといった事態を避けやすくなります。
まとめ
北海道旅行は、マイルを使った特典航空券で移動コストを抑えつつ、札幌・小樽の海鮮グルメ、富良野・美瑛の花畑と丘の風景、層雲峡の渓谷美、道東の酪農グルメ、函館の朝市とバラエティ豊かな体験を組み合わせられるのが魅力です。目的地によって最適な発着空港が変わるため、旅程を考える段階で新千歳・函館・釧路など複数の空港を比較検討し、季節ごとの見頃に合わせてスポットを選ぶと満足度の高い旅行になります。
※本記事の内容は執筆時点の情報です。年会費・還元率・キャンペーン内容は変更される場合があるため、お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。


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